業績(四季報)を見るコツ
こんにちは、チューチュー株式投資です。
今回は、前回紹介した業績について「どのように確認して」「どこを見るのか」を
ポイントに紹介したいと思います!
業績を確認する際、HPや決算短信など色々ありますが
私は会社四季報をお勧めします。
四季報とは、四半期ごとの全上場企業のデータを記載している本になります。
それでは、四季報の見方を紹介しますね( ・∇・)!
四季報の見方
業績欄見方
写真が醜くてすみません😅
上の写真、ピンクのラインマーカーの欄が業績欄です。
ピンクのラインを引いてる売上高・経常利益がポイントです!
- 売上高の数値が年々上がっているか
- 経常利益が伸びているか
確認するのは簡単に纏めるとこの2点です!
売上高:税金やコストなどを差し引く前の全ての売上なります。
経常利益:売上高➖(本業で発生したコスト➕本業以外の損益)になります。
*本業以外の損益:財務活動・借金の金利・家賃収入etc
オイシックスさんは、売上高は順調に上がっていますが経常利益は停滞している事が
分かります。
この時、売上高は⤴️ なのに経常利益は⤵️
「なんでだろ〜」と興味を持つか。投資対象から外すかになるのですが
もし気になったら、HPのIRなどを見て確認してみて下さい!
因みに、この時は株式を取得して子会社化した「らでしゅぼーや」の暖簾が影響した為
だと思われます! つまり!
暖簾の影響で減損=本業の利益が下がったでは無い!
と言うことが確認出来ると思います( ・∇・)!
キャッシュフローの確認
業績の次に確認して欲い事が、キャッシュフローになります。
キャッシュフローとは、簡単に言うと1年間のお金の流れの表です。
簿記や経理の知識が無くても四季報で簡単に確認出来るので見て欲しい項目です!
先程、見た業績欄の上にある緑のラインマーカー項目になります。
営業CF:本業の儲け(プラス)
投資CF:設備投資などの投資活動費(マイナス)
財務CF:本業や投資活動で資金が不足した際に発生した調達資金収支(マイナス)
各項目の数字の推移を見る事も大切ですが、営業が+ 投資・財務CFがー
である事が確認できれば大丈夫です!
()の項目は前年度のCFになります。比べてみると推移が分かりやすいと思われます。
*前回より数値が改善している事がBETTERです( ・∇・)!
参考までに各項目が逆の場合の例ですが
営業CFがマイナスの場合:
本業で赤字が発生している事を意味しています。
税金やコスト面で多く費用が発生した場合が多いです。
投資CFがプラスの場合:
リストラなどで資産を売却した例が挙げられます。
一般に投資CFの数値が営業CF内であれば問題無いと言われていますが、設備に投資しないと事業の拡大には繋がらない為、マイナスである事が好ましいです。
財務CFがプラスの場合:
借金が増加している事が挙げられます。
借金により手元の資金が増える為、CFは増えるのでプラスになります。
また、マイナスの場合は借金返済・自社株買いをした場合が挙げられます。
尚、無借金経営の場合は配当支払い分だけマイナスになるのが通常です。
他にも確認して欲い項目はあるのですが、長くなるので今回はこれで締めます。
お時間あったら、また見てねー( ・∇・)!