「いいから行けよ!!」1歩踏み出す勇気を貰える本 「人脈なんてクソだ!」 読書編
こんにちは。
ちゅーちゅー株式投資です。
今日も最近読んで凄く面白かった本を紹介したいと思います!
本のタイトルは!
「人脈なんてクソだ。」 変化の時代の生存戦略
です。
タイトルだけ読むと、
「あーヤベェ..チョット無理。」
と思ってしまいますが、読み始めると手が止まらない!
著者の三浦崇宏さんは大手、博報堂を退職して企業した異端児にして
超ーエリート!
様々な商品を手がけヒットへ導いています。
- ケンドリック・ラマーの来日広告
- メルカリの折り込み広告
誰もが知っている商品。何故か目に止まってしまう広告。
本書では、その理由も論理立て説明しています。
何より物事を見る視点が鋭く、一つ一つの言葉がメチャクチャ刺る!
- 「生き残る者は強い者ではなく、変化を続けた者だ」
- 「”力”に屈したら男に生まれた意味がねぇだろう」byエース
- 「いいから行けよ!」
by one piece
この言葉を選ぶ辺りから三浦さんの会社名「GO」が変化し続ける今の現代で
「何一つ、足を止める理由はない。」と訴えかけている気がします!
ザックリですが!
とても面白い本なので第1章だけですが魅力的な所を紹介します( ・∇・)!
「大航海時代」の到来だ!
ジャイアントキリング(番狂わせ)
絶対的な強者がいる市場で、新生が立ち上がり紆余曲折を乗り越え逆転勝ちする。
そんな物語のような事が現実になる世の中になる!
著者の三浦さんはそう伝えています。
そして、その番狂わせに必要な要素は勇気!
- 携帯電話からボタンを無くす
- 高級ブランドがストリートブランドと提携する
- 絶対的なビール市場に新商品で殴り込みをかけるビールメーカー
どれも成功しているか美談になりますが、多くの反対を押し切った勇気から始まったと言っても過言で無い!
チャレンジする事が自体が、結果、大きな成果に繋がる事を伝えています!
「500km先」ではなく
「京都に行きたい」
昭和の時代、「500km先に行こうぜ!」
この言葉で、社員は500km先の何かに魅力を感じて仕事に取り組めた。
でも、
令和の時代、「500km先に行こうぜ!」
だけでは、「ググれば、何が有るか分るのに行く必要ある?」
と無気力な返事が返って来ています。
「500km先」この言葉に魅力を感じ難くなっている。
本当に伝える事は、具体的な目的
- 「500km先に行こうぜ」では伝わらなくても
- 「そうだ、京都に行こう」だったら、具体的なイメージが湧く。
京都に行く目的が決まれば、移動方法・コスト・時期・利用客の動向などを調べ行動に移移せる。
仕事を行う上で必要な事は!
「自分達の仕事は、自分達の言葉で示す必要がある」
- 昭和は「国家」
- 平成は「企業」
- 令和は「個人」
其々の時代毎に、主語が変わって来ている。
全ての業界が成熟しておりスペックだけでは差別化出来ない時代では
個人の思想・こだわりが価値を持つ社会が来ている。
「答えを出す」ではなく「問いを立てる」
ここでは、
問題解決力 → 課題解決力 への変化を訴えています。
- 蛇口を捻れば美味しい水が飲める
- コンビニに行けばご飯が買える
- ユニクロに行けば安くて良質な服が買える
現代は物が溢れ、困る事がない。
様々な問題が解決されて飽和している状態。
「問題解決力」が必要無い社会であると。
本当に必要な事は、
課題設置力「困っている?」を見つける力
だと言っています。
高度成長期〜トップダウン形式の企業が躍進し日本経済の成長を支えていましたが
時代は、昭和から平成。平成から令和と変わり個人が発信力を持つ時代になりました。
上流からの指示を下流に伝えるトップダウン形式ではなく。
各々が疑問を見つけ解決して行く社会に変わる!
そして、課題設定力を持ち時代を率先する人間=リーダー
このリーダーの資質についても
人の上に立つ人では無い。前に立つ人がリーダー!
そう、力強く語っています。
長々と読んで頂き有難うございますm(_ _)m
この後も、2章〜5章まで読む手が止まらない程の三浦さん節が続きます。
4時間も程で読める読み易い本なので、お時間が有ったら是非読んで見て下さい
( ・∇・)オワリ!