個別銘柄研究 連続増配当銘柄 4967 小林製薬
こんにちは!
チューチュー株式投資です!
前回に引き続き連続増配当銘柄を今回の研究してみます!
今回、4697 小林製薬です!
実は連続増配期間21期の超安定企業でドラックストアに行けば必ず何処の棚にも商品があるくらい
メジャー企業です!
ブランドスローガンの「あったらいいな!」をかたちにする
を謳っている消費者目線で物作りに取り組んでる企業です( ・∇・)!
4967 小林製薬
どんな企業なの?
最初にも触れましたがその名の通り製薬会社で扱う商品は
医薬品、芳香剤、栄養補助食品(サプリメント)、日用雑貨品など多岐に渡ります。
例を挙げますと
- 医薬品:サカムケア、タムチンキ、ナイシトール、フェミニーナ、ラナケイン
- 芳香剤:消臭元、香りのsawaday
- 栄養補助食品:噛むブレスケア、
- 日用雑貨品:ブルーレット、アイボン、熱冷シート、サラサティー
どれか一つぐらい「知ってる」「使った事ある」と言う物が有ると思います。
因みに、小林製薬推しの商品「ナイシトール」の動画を貼って見ました。
ご存知でない方・興味の有る方はどーぞ。
勿論、行動規約にも株主還元を謳ってます。
■株主尊重私たちは「先義後利」を追求することで、最終的に株主に対して正当な利益を還元できると信じています。
業績・キャッシュフローを確認してみよー
業績
今年度の1月〜3月コロナの影響も含めた決算を確認してみます。
国内事業
インバウンド消費が減少しましたが、covid19対策のマスクや除菌シート
2019年に発売した商品「しっとり美容マスク」「ケシミン拭き取りシミ対策」などの売上が好調でトータルの売上は黒字になっています。
日用品の売上(衛生用品)が健闘したのが分かると思われます!
国際事業
同じように海外事業でも衛生用品の需要が高く「マスク」「熱さまシート」が好調でしたが、世界的な暖冬の影響でカイロ等の売れ行きは不振だったようです。
人口の多い中国での売上減少が大きい影響を与えていることが分かると思います。
しかし、通期の業績を確認してみると
おおよそ横ばいで大きな減少は見られません。また
*もし、「ROE ROAて何?」て方がいましたら過去にザックリ説明していますので
覗いてみて下さい。
続いてPER・CFについて確認してみます。
PER
PER:39
利回り:0.75
一見、PERは高いように見えますが業種間では20〜40である為、割安でも割高でもないと言えます。
利回りは低い値となっていますが株価が高い為と思われます。
高配当投資には向かない銘柄と思われます。
次はキャッシュフローを確認していきます。
*「キャッシュフローて何?」て方が居ましたら初めての人向けにザックリ説明を過去に投稿したのでみて下さい。
キャッシュフロー
2018年のフリーCFがマイナスなのが気になります。
キャッシュフローに気になる点があったので、財務を確認してみます。
自己資本比率が高く有利子負債倍率が低いので限りなく無借金経営に近い状態ですね。
これであれば、一時的なキャッシュフローのマイナスは問題無いですね!
*参考までに財務の見方を過去に記事にしているので、初めてご覧になる方は覗いて見て下さい
最後にチャートの確認をしてみましょう
最近は下がっていますが、概ね11000〜8000を前後して安定しています。
比較的安定した銘柄なので押し目買いをして上がるまで保有するのが良い銘柄では無いでしょうか?
余談ですが、4月20日に三菱UFJが保有株式の売却を行なっている事が大量保有報告書等で確認できるので似たように資金振りが苦しい企業が売っている傾向も考えられます。
その一方、ステートストリートは持ち株比率を増やしているので将来性は有ると考えても良いともいます。
ザックリですが、以上を踏まえまして私の結論としては
と考えています。
ザックリですが以上で、個別銘柄研究を締めます。
長々と読んで頂き有難うございました( ・∇・)!